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日韓友情年2005」特別共同展覧会“パブリックリー・スピーキング”
アーティスト・イン・レジデンスは、アーティストが異なる文化や国・地域に一定期間滞在しながら創作活動を行い、文化交流を図るプログラムです。アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]と韓国のサムジースペースとの共催により、ト−キョ−ワンダーサイト渋谷にて日韓合同展覧会「パブリックリ−・スピーキング」が開催されています。韓国人アーティスト3名が東京で、日本人アーティスト3名がソウルでそれぞれアーティスト・イン・レジデンスを経験し、計6名が「公共(パブリック)というテーマに基づいて制作した作品を中心に構成される展覧会です。このように、両国のアーティストが互いの国に滞在し、それぞれの視点から共通のテーマを眺めるというエクスチェンジ・プログラムは、非常にユニークな試みです。
アーティスト=[韓国]ホン・ヨンイン/ハン・ヤンアー/パク・キョンジュ
[日本]笹口 数/玉村大樹/森 弘治
2005.8.19[金]〜9.11[日]
トーキョーワンダーサイト渋谷
東京都渋谷区神南1-19-8
11:00〜19:00 月曜休
TEL 03-3463-0603
本展における「公共」という用語は、言い回しや身振り手振りなど、それを使う人によって常に定義づけられ、変化するものとして位置づけられています。6人のアーティストによる作品は、都市空間に半恒久的に設置される「パブリック・アート」とは異なり、一時性や介入性、記録性という特徴をもち、コンセプチャル・アートやランド・アートの傾向とも関係づけられます。このような動きは、最近「ニュー・パブリック・アート」または「社会と関わるアート(Socially Engaged Art)」ともいわれています。
作品の展示だけでなく、資料やテキストなどを読んだりそこから学びとったりする空間を一時的に出現させ、「公共的であること」がどのようなことか疑問を投げかけ、話し合いの場を提供します。
関連企画
[受講料]一般1,000円 学生800円
8月20日(土)13:00-17:00 アーティスツ&キュレーターズ・ラウンジディスカッション「パブリックリー・スピーキング」
9月10日(土)14:00-17:00 パブリック・フォーラム「パブリック・アート・ブレイクス—『社会と関わるアート』を探る」
同時開催:ワンダーシ−ドプロジェクト 「How far to Utopiaー ∞月スピリット 松本力/永岡大輔/佐原和人」
2004年10月、ロンドンのイーストエンドにあるギャラリー、ロックウェルにて開催された日本人作家3名による「How far to Utopia.」展。アーティストランによるスペースとしても代表的なロックウェルとのプロジェクトを行うことによって、日英のアートによる交流が実現 した。今回の凱旋展ともいえる「How far to Utopia.∞月スピリット」は、今年12月にロックウェルのメンバーを招致して、更なる展開を見せる展覧会へと移行し、アートによって刺激される様々な交流が生れることが期待されている。
2005-08-20 at 01:36 午前 in 展覧会・イベント情報 | Permalink
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» How far to Utopia 再び。 from thinking
朝6:00にトーキョーワンダーサイト渋谷に集合で展示準備の続き。
・・・の予定が、時間に間に合ったのは鍵を開けに来てくれた松山さんのみ。。。
アーティスト3人は見事に遅刻、、、ホントすいません。。。
ここから一気に11:00のオープニングに向けて準備は加速。途中でアーティストの牡丹さんが手伝いに加勢して下さり、なんとか無事オープンの時間を迎える。間に合った。。。
いい具合の展示が出来上がった。この短期間でよく集中してここまでできたと思う。
今回の展示は同時開催でA.I.Tの企画展示も行われてい... [続きを読む]
トラックバック送信日 2005/08/21 17:05:59