« 造音翻土-戦後台湾サウンドカルチャーの探索 | メイン | 台湾のアートシーンにとってのひまわり学運    呉達坤&陳敬元 インタビュー »

Palnart Poc & Molly Tippett/鈴木千恵の下駄 展

アートで着飾る

下駄いつもは絵画が飾られている画廊の壁面を、カラフルな下駄が埋め尽くしていた。下駄職人の鈴木千恵さんによる展覧会。モダンな模様、愛らしい動物、花札などをモチーフに全て異なる絵柄が描いてある。左右でひとつの絵になっていたり、異なる動物が対照的に描かれていたりとバラエティーに富んでいる。こんなに楽しい下駄は見たことがない。かかとの高さ、足の幅などによって「右近」「反小町」「あと丸」などいくつか下駄の種類があり、好きな形、柄、鼻緒をチョイスして自分だけの下駄をカスタマイズできる。ズバリ…浴衣よりも主役になれる下駄だ。

壁一面にカラフルな下駄!(ギャラリーアートもりもと)


ピアスもうひとつはアクセサリーの展覧会。デザインから製造まで手掛けるブラフシューベリアという会社が手掛ける2つのライン(Palnart Poc & Molly Tippett)を紹介していた。ピアス、ネックレス、指輪、腕輪、ブローチのラインナップだが、いずれもセンスが光るものばかり。リアルな生物あり、キュートな造形あり、笑いを誘うデザインあり、小さい中にも作り手の遊び心が見え隠れする完結した世界がある。

人工芝にディスプレイされたPalnart Pocのピアス(靖山画廊)

シンデレラ作家がデザインし、ひとつひとつ仕上げていて、量産品ではない。工芸家やジュエリーアーティストとの際が何なのか、いま一度考えてみなければならないが、画廊で展示することで、小難しいイメージを抱かせる美術の境界を広げる可能性はある。通常の販売ルート(呉服屋さんやネット)だけでは、こうして巡り合うこともなかったわけで、身につけたいと思った衝動に正直にありたいと、いずれの作品も購入した。

樹脂をつかった非売品の作品も展示されている(ギャラリーアートもりもと)

鳥出会った瞬間に目を奪われ、購入を決めるまでのワクワク感は、対象が何であっても変わらないものだ。最大の決め手は、今の自分にとって必要かどうか、そして懐具合。下駄はオーダー制のため納期は12月になるそうだが、待っている時間も楽しいものだ。

鳥をモチーフにしたMolly Tippettのライン(靖山画廊)


アートと歩く 鈴木千恵の下駄 展
ギャラリーアートもりもと
2014年7月11日(金)〜7月19日(土)会期中無休
10:30〜18:30 入場無料 TEL 03-5159-7402
東京都中央区銀座3-7-20 銀座日本料理会館2F

Palnart Poc & Molly Tippett ー身に着けるアート
靖山画廊
2014年7月11日(金)~7月21日(月・祝)会期中無休
11:00~19:00(土日祝、最終日17:00) 入場無料 TEL 03-3546-7356
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1F

words:斉藤博美

2014-07-18 at 03:49 午後 in 展覧会レポート | Permalink

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a0120a853c3af970b01a73def6daa970d

Listed below are links to weblogs that reference Palnart Poc & Molly Tippett/鈴木千恵の下駄 展:

コメント