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上根拓馬展

饒舌なフィギュア

Kamine01「画廊からの発言 新世代への視点」は今年14回目となるロングランの企画。約10軒のギャラリーが参加し、毎年この時期に開催されてきた。今年は12画廊が参加している。8軒目に訪れたGALERIE SOLの上根拓馬展は、画廊に入った途端に感じるものがあった。なにやらすごい仕事をしてそうだ…と。

 

Kamine03

Kamine02「十二天像」をモチーフにした12体のフィギュアが中央の大きな台座に展示してあった。1体は40cmほどと大きくないが、小さくもない。いずれも潜水服のような衣に覆われているが、顔の部分になぜだかリアルな骨を用いている。小動物のものだそうだ。

手足の絶妙な角度、各像が手にしている武具装飾品、そして細部への懲り様には凄みさえ感じる。もの言わぬフィギュアが饒舌に見えてきて仕方ない。巨大な台座も作家の手作りだそうで、1体1体の存在を際立たせる工夫が見られた。

多種の素材を使ってつくり出された造形美の世界。「りりしいポーズの宇宙人」と見えなくもないはずなのに、見るほどに心を奪われるのはなぜか……。

ともかく多くの人に見てもらいたい作品。
展覧会は明日8月3日(土)17時まで。

 

画廊からの発言 新世代への視点2013 上根拓馬展
GALERIE SOL
2013年7月22日(月)〜8月3日(土)日曜休廊
11:30〜19:00(最終日17:00) 入場無料 TEL 03-6228-6050
東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル6F
作家ホームページ

words:斉藤博美

2013-08-02 at 07:38 午後 in 展覧会レポート | Permalink

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