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ナデガタインスタントパーティー「インストールパーティー」

公団阿佐ヶ谷住宅25号棟4号室で起こったこと

Cimg8101_1中崎透+山城大督+野田智子によるユニットNadegata Instant Partyが、「【インストール パーティー】“ 高いところにあるバナナでおいしいデザートが食べたいんだ。"」なんて絶対に一回じゃ覚えられないタイトルのアートプロジェクトを開催中だ。

記録展示:2007年3月27日(火)ー4月7日(土)
12:00〜18:00(この期間は、制作ドキュメントを中心とした展覧会内容)
TOTAN GALLERY
*丸の内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分/JR阿佐ヶ谷駅より徒歩15分

TOTAN GALLERYっておかしな名前のアートスペースは、もうすぐ取り壊しが決定している公団阿佐ヶ谷住宅内にある。前川國男による全体の計画はその共有地のとり方などすべてにおいて素敵だ。青梅街道のクルマの往来とはまるで無関係であるような静かな団地。
そして、そんな素敵な場所で開催中のアートプロジェクトは、過去にここで展覧会を行なった人たちの作品の痕跡の残るなかで行われていた。


Cimg8100_4天井から吊り下げられたバナナの房。このバナナを手にするために、部屋の床をどんどん上げていったNadegataの3人プラス作業を手伝っていたおじょう(通称)他。そして、完成した今は160cmの私が頭を少し前にかしげ気味にしないと立てない高さになっている。5日間の公開制作が3月22日にはじまり、毎日パーティを実施。それもただ飲み食いするってものではなく、『ナデガタ ナイト サファリ〜闇夜のぼくらは美しく〜』『ナデガタ ミッドナイト デート〜夜のあいつは勇み足〜』なんて名称の遊び(=play)の要素の強いものだ。参加できなかった私はそれぞれのパーティを録画したビデオでその記録を観ただけなのだが、バカバカしいなんて侮れない、微笑ましくもありときどきジ〜ンとくる企画で、Nadegataのメンバーときたら皆20代で「平成」を生きてきた人たちなのだが、なにか良き昭和の匂いがしてしかたなかった。


words:原久子

2007-03-31 at 11:26 午後 in 展覧会レポート | Permalink

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コメント

公開制作やイベントに参加した。
遊びが丁寧につくられていて楽しかった。
地域の子どもたちや知らない人とくつろげる時間がよかった。
いいものをつくったなと思いました。

床完成後、展示を見てアーカイブがきちんとされていてむしろされすぎていて見所がおおかったです。

投稿情報: 南阿佐ヶ谷、荻窪の次 | 2007/04/03 13:17:37

私は27日に行ったので、インストールパーティには残念ながら参加できませんでした。周囲のロケーションも取り込んでとても楽しい企画になっていて、アーカイブでしか観ていないのに、参加した気分を味わえました。
阿佐ヶ谷の展示はとうとう終わってしまいましたが、ナデガタさんたちの企画はいまヒロシマでも「旧中工場アートプロジェクト」に参加していて、こちらでも継続中です。
http://nakakoujou.jugem.jp/

投稿情報: はら | 2007/04/08 1:16:27

アーカスにて開かれていたナデガタさんたちの「パラレルスクール」は3月2日で終了してしまいました。なんとか私はぎりぎり守谷まで行って来ました。
作品の映画とってもよくできてました!!
ナデガタの3人お疲れ様 (^ ^)/
Blogに記録があります。行きそびれた方はぜひご覧ください。
http://nadegata.exblog.jp/

投稿情報: はら | 2008/03/03 0:35:55