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劇団ズーズーC「嗚呼、トイレ殺人事件」その1

毎週末公演する、連ドラ風ニューロングラン演劇。10ヶ月で全10話が完結。

 先月末、劇団ズーズーCから朗報が届いた。喜劇を掲げ、ひたすらそれを追求してきた劇団が、ようやく念願の芝居小屋を構え、毎週末に公演するというムチャな企画をスタートするという。ズーズーCの醍醐味は、落語のようなねばっこい台詞と漫才のような掛け合い、キャストの豊かな表情と喉をつぶすくらい張り上げる声のデカさにある。劇団をひっぱり作・演出を手掛けるオメオリケイジ氏は、8年前に出会った頃からただ者ではないと思っていたが、輪を掛けて希有な役者になっていた。

 第1話「ああ、田中良男」は、公演60分前の楽屋のトイレを舞台にしたもの。この場に及んでどう演じればいいのか悩んでいる出演を待つキャストと、公演のもとになった実話で殺人未遂となった容疑者「田中良男」とのやりとりで80分間を引っ張る。台詞に感情を込めるだけでどこまで膨らませられるか、そんな演劇理論なども持ち込み、切れ目のないふたりのやりとりがぐいぐいと観客を引き込み、抱腹させる。少なくとも私は連ドラのように次が見たくなった。第2話「ああ、開演…、トイレ殺人事件」が待ち遠しい。ムチャな企画だけに見る価値ありだ!


劇団ズーズーC「嗚呼、トイレ殺人事件」
全公演日程:2005年11月~2006年8月
第1話「ああ、田中良男」
2005年11月11日(金)~20日(日)
19時~(13・20日は13時・19時の2回公演)
出演:オメオリケイジ、キッチン
前売り2000円、当日2300円
秋葉原ズーズーC劇場
東京都台東区台東1-25-16-101
090-9100-2307
ZZCkittin@t.vodafone.ne.jp

遊覧アーカイブ
オメオリケイジ


words:斉藤博美

2005-11-19 at 02:20 午後 in 展覧会レポート | Permalink

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 フイルムセンター、斉藤寅二郎(寅次郎)特集で「東京五人男」「大笑い江戸っ子祭」をみる。成瀬巳喜男のときみたいに、大大的な回顧上映が行なわれると思いきや、申し訳程度の十番組しかなく、代表作の「子宝騒動」さえも上映されないとはどういうことか。やはり喜劇にたいする認識は低いのか。それでも前記二作品はどっちもすごく面白く、寅二郎監督および日本のすぐれた喜劇人の才能をかいまみることができたのは嬉しいことだった。... [続きを読む]

トラックバック送信日 2005/11/27 18:06:53

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